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感情でネタを思いつき、論理で記事を書き上げる、暇なせとのノートブック。セトヒマノート。 https://note.com/setohima から記事を移行しました。

#モンハン愛をカタチに。 AdventCalendar 2020の作品をふりかえる Week5

この記事は、#モンハン愛をカタチに。 AdventCalendar 2020の作品をふりかえる|せと。|note に投稿した記事があまりにも重すぎてスマホでの閲覧が難しいために、当該記事の内容を分割したものとなります。

1週間分(10作品)ずつ記事を分けて投稿しています。

 

 

41. Day21 AM Johnny さん

 この作品は想像の斜め上から来たなぁと思ってしまいました。いや、MHで劇というかそういうものをしている動画を見るのが初めてだったので、こういう事もできるんだなぁとびっくりしています。

 びっくりしているといえばジョニーズ事務所というグループの存在ですね。元ネタは勿論アレだと思うのですが、こういった撮影をするグループだとは全く知らなかったのです。

 動画序盤のアプトノスに乗りながら道が爆破されていくシーンとか、悪の親玉の必殺技を爆弾で表現するシーンとか、他ではなかなか見れないような演出が多くて新鮮でしたね。テーマもまさしく子供向けアニメのOPと言ったところでめちゃくちゃ分かりやすかったです。

 

42. Day21 PM 黒乃屋 さん

 モンハンにおけるヴィネットといえばいつだったか刃根さんがやっていた、月ごとに季節を模した風景とハンターとモンスターを描かれていた企画を思い出します。
 いや何突然他人の話を引き合いに出してるんだという感じではあるのですが、モンハンにおけるヴィネットというのはそれくらいしか記憶になかったので、ここで黒乃屋さんがこの構図を選んだのがなんというか意外だったのです。

 ところで今更ツイート文に気が付いたのですが(普段自分の引用RTするのに必死で各作品のツイート本文をよく確認していないことが露呈する)、この太刀見たことないなぁと思ったらライダーズに登場する太刀だったんですね。かなり綺麗な色合いで、これ黒乃屋さんが自分でデザインしたんか…?などと勝手に(ツイート本文を読まずに)考えていました。

 いつも黒乃屋さんの描かれるイラストを見ていて永遠に思うんですが…顔がすきなんですよね…特に目が好きです…可愛げを残しつつも力強さが見える辺りが好きです…

 

43. Day22 AM zok さん

 zokさんからは手書きのイラストに加え、連載中の小説に番外の短編をご投稿して頂きました…い、いいのか?そんなに大盤振る舞いで……!

 イラストの方はよく見るとイケメン揃いですねぇ…個人的には左端のベリオ装備の子が刺さりますね…あと今気づいたけどしっかり酒が入っているからか目~頬の辺りがちょっと朱に染まってるんですね…えっち…(!?)

 アナログ画を見ているはずなのに、なぜかデジタル画を見ているのではないかと錯覚してしまうほどに描き込まれているイラストで、没入感がすごいですね…。情報量の多さもすごいのですが、中央の赤い装備の子の首元にあるモフモフのモフモフ感(???)なんかがすごいですよね…(語彙爆死)

 小説のほうはまさかの饅頭怖い。概ね元ネタ通りといえば元ネタ通りなのですが、モンハンらしく「燃えないゴミ」「素材玉」のような単体では価値がよく分からないものを怖がったりする辺りに捻りが効いていたり、きちんと前周の展開を踏襲したうえで冒頭の文言が変わっていたりと違いを探す楽しみもあったりで楽しませる工夫に富んだ作品でした。

 

44. Day22 PM シリウスB さん

 SFゥゥゥゥ!?

 いやー、事前に作品を読ませて頂いた時はめちゃくちゃびっくりしましたね。俺の知ってるモンハンと違う、と。こんなにゴリゴリの、我々の居る現代から遠い未来を描いたような小説が飛んでくるとは思いませんでした。

 ここまで来ると逆に、これが序章だとしてどうMH世界に繋がるんだ……?というのが逆に気になってしまうんですよね。いうてSFも星新一氏のショートショートぐらいしか見たことがないので大した知見は持っていないのですが。

 さすがに気になってしまったのでプロローグ読んでみたんですが……え?MHWの冒頭から始まるの???一体何がどうなってるんだ……冬休み中に時間を工面して全部読まないとさっぱり謎が解けなさそうだぜ……

 

45. Day23 AM mamyu9 さん

 個人的には変化球でしたね。まさか、プレイヤーが戻ってこなくなった事実をそのまま受け止め、物語を展開されるとは。

 いやね、話自体はMH4のストーリーを振り返っているのが殆どではあるんですよ。でもさ…最後がずるいじゃないですか……特に

『今はバラバラになってしまった……だが!いつかまた!皆で!!いつかまたつ集おう、此処で!!』

 なんて書かれたらずるいじゃないですか……うええん……もう3DS手放しちゃったよお……

 

46. Day23 PM Gurren さん

 ぶっちゃけるとMHFはやったことがなく、私には分からない事が多すぎた。でも、MHFってこんなにも多くのモンスターが居て、10年ぐらいサービス続いていて、皆さんにとっての多くの思い出がある場の一つだったんだなぁと改めて認識させられました。

 MHFが始まった当時にはいなかったモンスターが後から逆輸入されたりしていたらしいですもんね…いつの動画だったか覚えてませんが、ウラガンキンが超高速回転しすぎてアマツマガツチの如くハンターを吸い寄せて轢き殺すみたいな告知動画があったことだけは強烈に覚えています。

 MHW時代に一度はMHFを初めていたのですが、如何せんシステムがよく分からなかったこととMHWの操作に慣れてしまっていた頃だったので操作がなかなか手につかず…今思うと勿体ないことをしてしまったなあと思います。

 ともあれ、引用RTを見ていると刺さった方もいらっしゃるようで良かったです…!

 

47. Day24 AM 七海わかめ さん

 IFストーリー物で正統派MAD動画を作ってくださったのが七海わかめさん。色々と大変な中で名乗りを上げて下さったことでちょっと心配してしまったりもしたのですが、そんなことを微塵も感じさせないような動画の出来栄えで一安心しています。

 というか狩猟笛じゃないんですね!?!?(スゴイ=シツレイ)

 まさかソードマスターのif展開で来るとは思いませんでした。あとどうやら私の推薦文の解釈が合っているのかちょっと不安だったりしたんですが、大体合ってる…のかな?(まだ不安)如何せんストーリー部分を駆け足で進めて24時間でクリアしてしまったような輩なのでソードマスター周りの記憶が怪しいんですよね……

 それにしても七海さんの友人さんにご協力頂いただけはあって、太刀での狩猟シーンの数々はお見事。特にお気に入りのシーンは(本人にはお伝えしましたが)リオレイアに鬼刃突き当ててダウン取りつつそのまま振り下ろして尻尾を切断する部分ですね。偶然撮れたにしてもカッコよすぎるんだよなあ……小説映えしそう(唐突)

 

48. Day24 PM なかた さん

 なかたさんには本来漫画を描いていただく予定でしたが、多忙のため叶わず……「ラージャンに尻を追いかけ回される話」……字面のインパクトがやばすぎて読みたいです……

 それはさておきEDクレジット風のオトモアイルーを描いていただいたわけですが。確認した当時は左下の物体がなんなのかさっぱり分からなかったんですね。なんだろうこれ……と思っていたんですが、別の方の引用ツイートで気づきました。これ、EXガルダネコ宝珠αなんですね。

画像1

 なるほど、アン・イシュワルダを討伐した後のエンディングクレジットだけあって、その素材から作られた宝珠を眺めては何かに想いを馳せている…といった場面なのでしょう。ハンターや受付嬢については受け止め方が作中でも分かりやすかったですが、果たしてオトモアイルーはこのストーリーを通じて何を得たんでしょうか。そういった視点も見てみたいですよね(突然のネタ投下)。

 ちなみにですが、もてぃぐまん氏によって本当にEDクレジットになってしまったようです。なかたさんの投稿からわずか5時間足らずとは、仕事が早すぎる……!

 

49. Day25 AM Minori さん

 かの有名なMinoriさんのイラスト……本当にこれを毎回無料で見せて頂けるのが申し訳なくなるレベルのクオリティです……いつか振り込むべきだよな。

 Minoriさんのイラストには毎回目の力強さにびっくりさせられる(実際本人も力を入れていると仰っていた)のですが、今回もその例に違わず威厳のある目をしていらっしゃる……

 そして何よりも強烈なのは、本来青を基調としていることが多いイヴェルカーナに対して赤系の色をふんだんに使用されていること!
 推薦文でバリバリ語り散らかした通りではあるのですが、いやホントに色選びのセンスは凄まじいものがあると思います。本来ゲーム中では自動でまき散らされる氷の表現を含めて冷たさが全力で伝わってくるのですが、それだけではなく暖かさを感じさせてくれる色遣い。

 まるで、「冬が過ぎれば春となる」ということを言外に示していらっしゃるような、アイスボーンの "次" を感じずにはいられないような、そんな作品なのかなと私は受け取りました。若輩者ではございますが……

 

50. Day25 PM Kuaty さん

 最後にして問題の作品です。とは言ってもこいつに対しては "読んだ感想" というより半分くらい "作った感想" になります。なぜかというとこの作品の原案段階からバリバリに関わってしまっているからです。ハーメルン界隈の皆さんでいう「Discordで作品のネタについて話し合ってる」とかそういうのが実は今回の運営の2人の間にも存在していました。そういう事です。

 別に企画の私としては「いつも通り攻略記事書いていいよ?」というスタンスだったのですが、企画のテーマが「ちょっと嬉しくなる内容」だったことに引っ掛かりを覚えたらしく、頑なに「今のストックからは出せない」と譲りませんでした。

 そうこうしているうちに今週の初めくらいだったかな……突然「モンスター側から見た攻略記事を書く」と奴が突然言い出したのです。当時は「それめっちゃいいじゃんwww」と盛り上げていた記憶がありますが、よく考えてみてください。結局攻略記事やんけ!!!(まあベクトルは本来のそれとは大きく異なるのですが)

 そうして『石ころは枯渇しないように十分に用意しておく』とか『ガジャブー対策をする』とか色々なアイデアが彼の口からぽんぽん出てきたのでイージャンしながら進めてもらっていたのですが、2000字書いた辺りで「あと一押し足りない」と奴のアイデアが止まってしまっていました。

 その時点では歴戦王イヴェルカーナの「地形」の話ばかり出ていたものですから、歴戦王イヴェルカーナの専用モーションに着目してみてはどうか、と雑にアイデアを振ってみました。そうです、5Wayポーズした後に急にどや顔して頭部の肉質が一瞬だけ柔らかくなるアレです。すると数時間後、なぜか突然体操の話を引っ張り出して「後方かかえこみ1回宙返り半ひねりみたいな感じじゃね?」と言い出したのです。よく分からんけど字面のインパクトが良すぎるのでヨシ!しました。あと「技名つけるならシライ/グエンみたいなのに準えたいよね」という話になり、体操みたいなインチキモーションするモンスターいるかなぁ…と思い…「凍てギ」じゃね?と直感で呟いてしまいました。無事に採用され、「イテギ/グエン」が完成しました。

 あとは急にテレワーク中にDMで記事に乗せる文章の一部が飛んできたこともある。その文面がこんなのだった時、貴方は笑いを耐えられるだろうか?私は必死に耐え抜いたが、上司に怪しまれた

エリア9の高台には獣人族が待ち構えている。彼らの目的はハンターの手助け、すなわち、あなたにとっての敵である。獣人族はハンターなどと比べると非常に小柄で、高台に待機しているのも1人だけであるため、いとも簡単に討伐できてしまいそうに思えるが、その考えは今すぐに捨てたほうがよい。あの高台に立っているのは、獣人族のなかでも特殊な訓練を受けた個体で、彼らの耐久力は規格外れだ。151度の高温から絶対零度の極低温にまで耐えることができるほか、極度の乾燥状態や、真空から75000気圧までの高圧、高線量の紫外線、X線ガンマ線等の放射線にも耐え、クマムシと並ぶ地球上最強の生命体である。あなたの力ではどうすることもできない。しかし対策はある(後略)

 皆さんはどうか、テレワーク中の他人にパワーワード満載の下書きを送り付けるような悪逆非道には成り下がらないで頂きたい。

 あと余談の余談だが、私の推薦文を奴に見せることになったので見せたのだが、草案はばっさり却下されてしまった。てっきりこの作者は本来は「こういう作品」を書くことを望んでいたのではないかと思ってそういう感じの文章を書いたのだが、どうやら違ったらしい。

 奴としては作品内容に対するネタバレを徹底的に避けて「…我々は一体何を見せられているんだ?(困惑)」という一文だけのようなごく短い推薦文をお望みだったようだが、こちらはこちらで推薦文である以上は作品に対してネガティブなイメージを植え付けてしまいかねないような文章というものを用意したくはなかった。あくまでもネタバレに踏み込みはしないが、興味は惹かせる。それが私の役割だった。
 そんな意見のぶつけ合いの末に見つけた妥協点というのが "これ" だったりするのだ。

 最終日の記事に関する裏話についてはそんなところだろうか。内容については一通り語ってしまいネタが無くなってしまったが……とりあえず、受付嬢が3個体別々に存在するかのような文章と画像は腹筋に悪い、といったことぐらいだ。

 

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